
★イベント終了レポート★『お話コンサート』(8/3開催)
2013年09月18日
☆当ホールのボランティアライターズの方によるレポートです☆
公演や講座の雰囲気や感想を、みなさまに発信する活動をしています。
夏休みイベントとして、読み聞かせとピアノ演奏のコラボレーションをお楽しみいただける
『お話コンサート』を開催いたしました。
第1部は「海をみたくま」、第2部は「葉っぱのフレディ-いのちの旅-」
お子様から大人の方までお楽しみいただけるコンサートとなりました。
休憩時間には、図書閲覧コーナーにたくさんの方々が集まり、
熱心に本を読んでいました。
会場に溢れんばかりの観客となり、とても楽しいコンサートとなりました。
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〇ボランティアライターズ・レポート〇
童心に戻って
夏休みも真っ只中の土曜日の午後「お話コンサート」の会場は、定員70名を遥かに超える小さいお子さん連れの若いお母さん達で一杯で、係の人達は椅子の補充におおわらわでした。その中にチラホラお父さんや、お孫さんと一緒のおじいちゃまの姿も見られ微笑ましい光景でした。「お話コンサート」とは、ピアノの演奏付きでお話を読み聞かせるという、会場の空間自体がお話の世界になってしまうような楽しいイベントです。
最初の「海を見たくま」は幼児向けのお話で、体が大きすぎて山の他の動物達とうまくやれずひきこもりになってしまった熊が、ふとしたことで海へ行き、その広大な海に諭され迎にきた動物達と山へ帰って行くというお話しなのですが、誰でも自分にしか出来ない事があるという事を、小さな子供でも理解できるように分かり易く書いた絵本です。
次の「葉っぱのフレディ 一いのちの旅一」は春に沢山の葉っぱと一緒に生まれたフレディは春、夏、秋を楽しく過ごすのですが冬には枯れて散って行くというお話しです。この単純そうな話の中に実は色々な事象、真理が含まれているのです。見方を変えれば簡単な哲学書と言えるかも知れません。この二つのお話を情感豊かな、間の取り方も絶妙なナレーションと、絵にマッチしたピアノの演奏付きでたっぷりと楽しむことが出来、童心に戻ったひとときでした。た。 ボランティアライターズ 篠塚緑
いつもは練習室に使われる部屋に超満員の聴衆で、お話は始まりました。ピアノ伴奏付きのお話し会。伴奏は本格的なクラシック、お話をされる方も専門家。とても幼児向けとは思えない豪華な組み合わせでした。会場は圧倒的にお若いお母さんとお子様の組み合わせ。お父さんはポツリ、ポツリ。夏休みも暑さも本格的になり、お母さん方もお疲れの様子。内容は幼児には、難しいようでしたが、だんだんとお話が進むにつれ、引き込まれ、会場は静かになりました。むずかる幼児も少なく、お母さんとお子様も一緒になって、きかれていました。伴奏のピアノとお話の山場やまとめと、よくあっていたと思います。お話は動物を使って、みんなで仲良くしましょうというものでした。二部とのつなぎの間、会場に置かれた、童話や本にお子様たちが、関心を示して、手に取ったり、読んだりしていました。お話だけでなかったのも良かったと思います。 ボランティアライターズ 松本義裕
