
★イベント終了レポート★千葉のちいさなものがたり 朗読劇発表会
2013年03月13日
10月から5回にわたって開催した「千葉のちいさなものがたり 朗読劇をつくろう」の受講生による作品発表会を1月12日(土)に開催しました。
受講生の皆様は最高の作品に仕上げる為、先生のご指導の下短い期間の中試行錯誤。
発表会では言葉と声を通して、作品に込めた思いを皆様に伝えました。
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講座『千葉のちいさなものがたり 朗読劇を作ろう』の受講者による朗読劇発表会が1月12日、芸術文化ホールで行われました。
13名の皆さんの朗読は、計5回という短期間の講座で、朗読劇の創作から本番に向けてのリハーサルを行ったとは思えないほど、堂々たるものでした。
亡き父の成就しなかった切ない恋を娘の視点で追いかける『あかね色にそまった二つの雲』、生死を懸けた夫の手術の緊迫感を描いた『生還』、留学の思い出を日記で綴った『あの頃』など、どれもストーリー性があって、一つとして似た作品がないことも印象的でした。1名で登場人物を演じ分ける劇もあれば、複数名でそれぞれが役になりきって演じる劇もあり、演じる方の本格的な発声と演技力によって、映像が目に浮かぶような作品ばかりでした。
講座では当初、講師の飯牟礼一臣先生から、一人一人が作品のアドバイスをもらい、特に“時間内におさめる”という部分で苦労していたように見受けられました。しかし、講座が進むごとに、作品に磨きをかけ、作品だけでなくそれを演じる役者としても、パワーアップしていきました。朗読劇を創作できることも、演じきることができることも、誰でもできることではありません。それをやり遂げられた皆さんには、“伝えたいメッセージがあるのだ”と強く感じました。
発表会の最後では、舞台上で、飯牟礼先生へ受講者一同から花束が渡されました。その時の飯牟礼先生の感極まった様子は、胸に迫るものがありました。一つのものを作り上げた達成感と、この活動を通して築いた“絆”が伝わってくる感動的な発表会でした。
ボランティアライターズ 須藤妙子
(公演や講座の雰囲気や感想を、みなさまに発信する活動をしています。)
♪♪♪ トピックス ♪♪♪
2013年2月2日(土)に千葉県主催で行われた、『平成24年度文化芸術フォーラム』で朗読劇を披露してきました。
【朗読 ことばの連なりを楽しむ】と題して、言葉が人の心にどのように伝わるのか、響くのか…
言葉の大切さを見直す事ができたフォーラムでした。
