
★イベント終了レポート★栗コーダーカルテット@能舞台
2013年01月26日
当ホール自慢の能舞台で栗コーダーカルテットの演奏が実現!
ほのぼのとした音楽に癒される、お子様から大人まで楽しめるコンサートになりました。
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リコーダーの他、さまざまな楽器とともに能舞台に颯爽と登場した『栗コーダーカルテット』の皆さん。 会場は親子で来ていた方も多く、子供にも大人も身を乗り出して、リコーダーが生み出す“初めて聴く音”に夢中になっていました。『栗コーダーカルテット』の演奏に観客が手拍子で応える場面もあり、能舞台が一体感で包まれた2時間でした。
それぞれに作編曲家そして演奏家の顔を持つ4人のメンバーは、トークも面白く、盛り上げ上手!「吹いてみたい!」という人も多いというNHK教育番組『ピタゴラスイッチ』でおなじみのテーマは、この日は特別にリコーダーだけの四重奏(※番組では他の楽器も使用)にアレンジして、小組曲として演奏してくれました。
圧巻は『ジョーズ~帝国のマーチ』。「“食った”“食われた”って映画ですけど、千葉にも海があるので、(ジョーズは)いますかね?」という笑い話から演奏へ。
「チャーラ♪チャーラ♪」という導入部分のインパクトのあるテューバのソロ演奏は、緊迫感を演出してくれます。そこに、「チャラチャラチャラチャラ♪」と、高くて可愛い音のリコーダーが次々重なっていくと、誰もが知っている“ジョーズ”とはひと味もふた味も違う、新しい音楽が生まれていました。この瞬間、会場からは自然と笑みがこぼれました。
12月のクリスマス目前の時期にふさわしい、ドキドキ&ワクワクが詰まった『栗コーダーカルテット』。今後も注目していきたいと思います!
ボランティアライターズ 須藤妙子
(公演や講座の雰囲気や感想を、みなさまに発信する活動をしています。)
