
★イベント終了レポート★大野雄二&ルパンティックファイブ スペシャルジャズライブin千葉(2/19開催)
2012年03月25日
「ルパン三世のテーマ」の生みの親である大野雄二氏とルパンティックファイブによるスペシャルジャズライブが開催されました。当ホールのボランティアライターズの方によるレポートです。
◎ボランティアライターズ◎
ホール主催の公演や講座の雰囲気や感想を、皆様に発信する活動をしています。
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2月19日、大野雄二&ルパンティックファイブのジャズライブがありました。
ジャズをもっと多くの人に親しんでもらいたい、という思いでアレンジされた、おなじみの曲たち。
テレビ番組「ルパン三世」に使われた曲たちは、すでに耳にしっかり馴染んでいて、ジャズだとか特別意識することなく聴け、盛り上がりを見せました。
銭形警部や五エ門のテーマ曲が流れれば、その曲が使われた場面たちが、自然に目の前に広がってきました。
また、ポピュラーに仕上げたアレンジばかりではなく、大人の雰囲気を醸し出したサックスによる「ハーレム・ノクターン」も聴け、ジャズの幅広さを感じさせられました。
アンコールでは、大野雄二さんのピアノだけが場内をしっとりと包みこみ、いろんな側面のジャズを楽しめました。
【ボランティアライターズ 朴京淑さん】
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大人の色香漂うムーディーな曲あり、パンチの効いたパワフルな曲あり、サンバのリズムで客席も踊る曲あり、ジャンルも世代も超越して、ただただ自由に音を楽しむ「音楽」の渦に心地よく巻き込まれた青葉の森公園芸術文化ホール。ルパンティックファイブの息の合った演奏に酔いしれたひとときでした。
メンバーの一人ひとりが「実力派」の評判そのままに、次々とバトンタッチされていくエネルギッシュなソロ・アドリブ演奏はまさに圧巻!ルパンティックファイブの面々がお互いをリスペクトしつつ、演奏を盛り上げていく空気感がたまらない!! その迫力に飲み込まれ、熱くなっていく客席。ライヴでしか味わえない醍醐味を存分に楽しませてもらいました。
終演直後、ロビーでのサイン会に現れたメンバーはまだ熱気が冷めやらぬ様子。1月に行われた楽器クリニックの講師として奏法をフレンドリーに教えてくれたときとはまた別の、やや近寄りがたいオーラを感じさせるプロとしての顔を間近に見せてくれました。
ルパンティックファイブ、最高!
【ボランティアライターズ 錦織久美子さん】
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「大野雄二&ルパンティックファイブ」の人気の高さを感じたライブでした。お馴染みのルパン三世のテーマや石川五エ門のテーマ斬鉄剣、銭形警部のテーマなどなど、ルパンファンにはもちろん、子どもからご年配の方々まで、世代を超えて楽しめる演奏で盛り上がりました。
ルパンティックファイブの方々の激しい演奏テクニックに感嘆しました。時々はさむギターの和泉さんの軽妙なトークから、誰もが知っている身近なCMソングが大野さんの作曲と知り、びっくりしました。
アンコールでは大野さんのソロピアノでの「小さな旅」が、しみじみと心にしみました。最後のルパン三世の映画「カリオストロの城」の曲では場内総立ちで、手拍子と体でリズムをとる人々のジャズライブならではの雰囲気も楽しめ、とても有意義な時間を過ごす事ができました。
【ボランティアライターズ 和田恵子さん】
